このページは、Account Thinking.netで扱う造語「ブラック・スワン議論」を解説する記事になります。
ことばの解説
10秒解説
これらの事実は、果たして存在するのでしょうか・・・?
知らんがな。
そのとおり。
このような避けるべき議論をブラック・スワン議論と呼ぶことにします。
陰謀論の論破?
「あれ、気象兵器の攻撃なんだって?」
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「な、何だってー!」
気象兵器が存在するかどうか。
兵器の不在証明は悪魔の証明となるので、議論すべきではありません。
懐疑論の論破?
考えるべきではありません。
「子どものころ似たようなことを考えた…………」
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「つまり、この世に実在するのはぼくの意識だけで………」
「まわりをとりまくものいっさいが ぼくの意識が生みだした妄想じゃないかと……」
こういうのを懐疑論と呼ぶのです!
思考をこじらせると、大変なことになるのです!
ことばを作った背景
ブラック・スワンの寓話
ブラック・スワン(コクチョウ)は、1697年にオーストラリアで発見されました。
それまで欧州では「黒い白鳥は存在しない」とされていたにも関わらず。

では、1697年以前にコクチョウは存在していたのでしょうか。
そりゃ存在しただろ?
存在しなかったのは、ヨーロッパ人の頭の中だけだ。
なるほど。
存在していたけど、同時に存在していなかったのですね!
これでは、「存在」の議論に意味はありませんね・・・。
釈迦「毒矢のたとえ」

毒矢に撃たれた人がこう問う。
「誰が撃った?どんな身分の者が撃った?どんな弓で撃った?」
しかし、彼に施すべきは医師の治療だ。
問いに答えても、彼の毒は消えない。
また彼は、問いの答えを知る前に死んでしまうだろう。
不知の悟り
造語「不知の悟り」は、「知りようがない/知りようがなかった」と、感情的に納得して受容することを指します。
こうして、討論の結果ぼくがいま得たものとはと言えば、何も知っていないということだけだ。
引用元:プラトン、藤沢令夫(訳)、国家 上(岩波文庫)、pp95/676/強調および改行は引用者による
形而上な事象の存在論
Account Thinking.netでは、形而上な事象(metaphysical object)が「存在するかどうか」を議論しないこととします。
意味がないと信ずるからです。
この解釈は、カントが唱えたコペルニクス的転回の影響を受けています。
「モノは我々が定義してはじめてそれになる これがカントのコペルニクス的転回と呼ばれるものじゃ」
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まとめ
この記事でわかること
1.「ブラック・スワン議論」は確かめようのないことを議論することです。
文献等
引用文献
マンガで読む「不安な個人、立ちすくむ国家」
どことなくなんとなく

トビラ絵







