このページは、生活者経済学で扱う造語「部族経済」を解説する記事になります。
ことばの概要
10秒解説
「部族経済」は、旧石器時代に行われていたであろう部族内の経済を指す造語です。
現行の経済学では見当たらなかったので、新たにことばを創りました!
部族と部族経済
旧石器時代には、我々ホモ・サピエンスは10~100人の部族を作って生活していたと想像します。
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部族 | Wikipedia
Wikipedia、2025.11.17閲覧
部族内には、狩り担当、採取担当などの分業があったことでしょう。


部族内での分業を成立させるためには、経済が必要です。
生活者経済学では、これを部族経済と呼ぶことにします。
アダム・スミス原始経済への批判
スミスの原始経済
「経済学の父」こと哲学者1アダム・スミスは、原始経済のあり方を次のように想像しました。
「たとえば狩りの得意な人間と弓づくりが得意な人間がいたとします」
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「すると当然狩りの得意な人間は多くの獲物を捕らえることができますが」(よっしゃ大漁だ!)「狩りが得意ではない人間は獲物を捕らえることに苦労することになります」(ハト一羽・・・。)
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「しかし 狩りができなければわけまえにすがるしかないのですが」(ダメダメ)(すいません恵んでくださいませんか)(そんな余裕ないよ)「このように情だけに訴える方法は非効率と言えます」
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(そうしていきついたのが相手の利己心に訴えるという方法ーつまり「取引」や「交換」のはじまりです)「僕の新しい弓をあげようか?」「いいのか?」「うん けどそのかわり僕のぶんも狩ってきてくれる?」「お安いご用さ!」
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ちょっぴり学術!
原始経済モデルに対する批判
部族内で「わけまえにすがる」は本当になかったか?
このような経済が原始時代にあったと、スミスは考えます。
ところで、10~人程度の部族の経済は、彼の考えるほど厳密なものだったでしょうか?
だいたい平等・おおむね公平ならOKとしていたのでは?
小さな集団なら、それで問題ないはずにゃ。
縛りの緩やかな経済だったと考えるのが自然でしょう。
原始人も介護していた?
原始人にも福祉の考え方があったことを示唆する証拠もあります。
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縄文人も障害児を介護 解明進む定住生活
産経新聞、2025.11.18閲覧
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*「わわれわが『原始人』と蔑む古代の人々は助け合いいたわりあう気持ちを持っていた」 | note
Hiroshi Matsuura、note、2025.11.18閲覧
まとめ
この記事でわかること
1.「部族経済」は、旧石器時代に行われていたであろう、部族内の緩やかな経済を指す造語です。
文献
引用文献
国富論
脚注
- アダム・スミスは「経済学の父」と呼ばれる人物ですが、当時はまだ「経済学」という学術分野はなかったため、あえて「哲学者」と表記しました。 ↩︎
- File:AdamSmith.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン状態 ↩︎








