この記事では、Account Thinking🄬で扱うスキーマ系マインドセット「白黒解釈」を紹介します。
この記事のまとめ
概要
10秒解説
ものごとを「正しいか間違っているか」「在るか無いか」で捉えるマインドセット(思考の基盤となる解釈)です。
また、カテゴリの厳密な区別(線引き)は原則として可能、と捉えるマインドセット(思考の基盤となる解釈)でもあります。
投資家・実業家ロバート・キヨサキは、このように表現します。
「多くの人が黒か白かの世界、つまり、正しいか間違っているか二つに一つの世界に生きている。
引用元:ロバート・キヨサキ、白根美保子(訳)、金持ち父さんの子供はみんな天才改訂版、pp29(紙書籍)/強調および改行は引用者による
人に聞いて回ったとしたら、『絶対やり返してはいけない』とおまえに忠告する人はたくさんいただろう。
一方で、『やり返せ』と言う人もいたはずだ。
この解釈には「誤った二分法」や「白黒思考」「0か100思考」「全か無思考」など様々な名称があります。
Account Thinking🄬では、白黒解釈で呼び名を統一します。
対となる解釈
対義語は「スペクトラム解釈」です。
用例
社会的議論「性別」
性別には「男」「女」のふたつしかないー。LGBTQは存在しない。
これは典型的な白黒解釈です。
法的議論「自動車」
法的議論における白黒解釈は、とても難解になります!
社会制度では、線引きがとても重要だからです!
「自動車」とは何でしょうか。
エンジンが載っている車だ。
その定義では、電気自動車は「自動車」でなくなるのです!
道路交通法ではこのように記されているのです!
厳密に定義しようとすると、とても難しくなるのですにゃむ。
法的議論「やられたらやり返す」
やられたらやり返す。これも白黒解釈です。
「どれくらいやり返すか」「どのようにやり返すか」の概念がないなら、白黒解釈ですにゃ。
ただし、倍返しだ!は量的解釈です。
校長室から家に戻ったあの晩、父はこう言った。
「多くの人が黒か白かの世界、つまり、正しいか間違っているか二つに一つの世界に生きている。
人に聞いて回ったとしたら、『絶対やり返してはいけない』とお前に忠告する人はたくさんいただろう。
一方で『やり返せ』という人もいたはずだ。だが、人生で成功するための鍵はこうだーもしやり返さなければいけないとしたら、どれくらい強くやり返すべきか、その程度を正確に知っていないくてはいけない。
引用元:ロバート・キヨサキ、白根美保子(訳)、金持ち父さんの子供はみんな天才、pp29(紙書籍)/強調および改行は引用者による
それを知るには、ただ『やり返すな』あるいは『やり返せ』と言うよりもずっと多くの知性が必要だ」
人種的議論「ユダヤ人」
人種には「ユダヤ人」「ユダヤ以外」のふたつしかないー。混血や、ユダヤ教を信じるアーリア人は存在しない。
これもまた典型的な白黒解釈です。
まとめ
この記事のまとめ
文献
引用文献
金持ち父さんの子供はみんな天才 改訂版
参考文献
発達障害の内側から見た世界-名指すことと分かること-
発達障害の内側から見た世界-名指すことと分かること-は、医学者・精神科医兼本浩祐による書籍です。
かなり難解な著作です。
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