この記事では、Account Thinking.netの「存在模型」で扱う概念「ダブルシンク」を紹介します。
やってみること一覧
1.ダブルシンクの概念を理解しましょう。
ダブルシンクとは?
10秒解説
「ダブルシンク(二重思考)」は、論理的破綻(アポリア)をなかったことにするサピエンスの特殊能力です。
ディストピア小説「1984年」に登場する概念にゃ。
二重思考(にじゅうしこう、ダブルシンク、doublethink)とは、ある人が相反する2つの理論にあったら、この2つの理論の間の矛盾点を無視しつつ自然のように受け入れ、他人からその違和感を指摘されても、頑固に矛盾な2つの理論を同時に信じ続けること。
引用元:Wikipedia「二重思考」2024年1月27日 (土) 12:12(UTC)
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二重思考 | Wikipedia
Wikipedia、2024.8.14閲覧
要するに「ホンネとタテマエ」だな。
ダブルシンクの事例
「推しの子」の事例
2023年の話題作「推しの子」は、このような導入から始まります。
(この物語はフィクションである)(オオオオ)
※引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。
(捏造して)(誇張して)(都合の悪い部分はきれいに隠す)
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(ならば)(上手な嘘を吐いて欲しいのがアイドルファンというものだ)
現役アイドル「星野アイ」は、実は二児のシンママ1という、なかなかのトンデモちゃんです。
彼女は自称「嘘吐き」。
本人いわく「自分でも何が本心で何が嘘なのか分からない」とのこと。
「大事な時期だ スキャンダルなんて無いように くれぐれも父親に会おうとかするなよ」
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「もちろん」(私は嘘吐き)
(自分でも何が本心で何が嘘なのか分からない)「ママー」
しかし、それは複雑な生い立ちを生き延びるためものでした。
「人を愛した記憶も愛された記憶も無いんだ」「そんな人にアイドルなんて出来ないでしょ」
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心の底では、本当の「愛してる」を言ってみたいと彼女は思っています。
ファンに刺され、アイは致命傷を負いました。
いまわの際に、彼女は子どもたちに語りかけます。
「ルビー」「アクア」
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「愛してる」
「この言葉は絶対 嘘じゃない」
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そう言い遺して、短い生涯を終えるのでした。
(かわいそうに・・・グシグシ)
アイは最期の最期にようやく「真実」を口にできたのだな・・・。
思い出してほしいのです!
最初に「この物語はフィクションである」と断っているのです!
フィクションと現実の識別ができていないのです!
これが二重思考。
「星野アイ」というグレー存在の論理的破綻(アポリア)を、なかったことにする特殊能力です。
「サンタクロース」の事例
わたしたち日本人にとって、サンタクロースは存在し、同時に存在しません。

「神」の例
わたしたち現代の日本人にとって、神は存在し、同時に存在しません。
不思議ですね。

ことばの周辺知識
ダブルシンクの元ネタ
ジョージ・オーウェルのディストピア小説「1984年」。
作中では、全体主義国家が管理・改ざんした歴史(タテマエ)を国民に押し付けます。
人々は、思考警察の恐怖から、自分のホンネが分からなくなっていくのです。
(党がかつて発表したことが 変更になった場合 臨機応変に納得する能力も叩き込まれる)
※画像をクリックすると引用コマの配置を確認できます。引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。
(それは「黒白」と呼ばれている)「これは?」「白!」
(いつしか自分が黒を黒だと 信じていたことも忘れることができる思考能力)
(嘘やごまかしを心から信じる「二重思考」)
(これこそイングソックが恒久的支配をなしえる要素なのである)
まとめ
やってみること一覧
1.ダブルシンクの概念を理解しましょう。
文献
引用文献
推しの子
綿密な構成が魅力!2024(令和6)年話題の「推しの子」ですにゃ。
まんがでわかる ジョージ・オーウェル『1984年』
参考文献
漫画 サピエンス全史
脚注
- 未婚の母、もしくは離婚・死別等による母子家庭の母親を指すネットスラング。 ↩︎
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