この記事では、証券取引業界の概念「デュー・デリジェンス」についてAccountThinking.netの解釈を説明します。
この記事でわかること
1.デュー・デリジェンスとは、買うものの価値を見積もることです。
2.デュー・デリジェンスは、M&Aの際「当然に実施すべき注意義務および努力」を意味します。
ことばの概要
概要
デュー・デリジェンス(適正評価手続)とは、買うものの価値を見積もることです。
簡単に言うと、デュー・デリジェンスというのはきみがやるべき宿題をやること、どれが意見でどれが事実かを見きわめることを意味する。
お金に関することとなると、たいていの人は怠け者になるか、手っ取り早い近道をさがす。
そのためにデュー・デリジェンスを忘れてしまう。
引用元:ロバート・キヨサキ、白根美保子(訳)、金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント、pp184(紙書籍)/強調および改行は引用者による
企業を買収するM&A業界においては「当然に実施すべき注意義務および努力」とされています。

類義語
AccountThinking.netでは、消費者生活に特化した「消費者デュー・デリジェンス」、個人投資家向け「投資家デュー・デリジェンス」を提唱しています。
デュー・デリジェンス事例
企業買収の場合
たとえば、2023年に「自己株式の取得及び自己株式の公開株式の公開買付け」を実施した企業は、株主あて資料に・・・
当社は、本公開買付価格を(金額)円と決定するにあたり、当社から独立した第三者算定機関である(企業名) より本株式価値算定書を取得しております。
引用元:自己株式の取得及び自己株式の公開株式の公開買付けの開始に関するお知らせ、2023年○月○日/伏せ字、強調および改行は引用者による
・・・と記載しています。
あえて古い事例を掲載しますにゃ。
一般に知られている株式価値算定法としては
- 市場株価基準法
- 類似企業比較法
- DCF法
などがあります。
手法名はプロが知っていればいいことだ。
いろんな手法があるということだけ押さえておこう。
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M&Aにおける株式価値評価について | AGS media
AGS media、2025.2.17閲覧
不動産の場合
日本には、不動産鑑定士という資格があります。
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不動産鑑定士 | Wikipedia
Wikipedia、2025.2.17閲覧
本式のデュー・デリジェンスは、専門家に高い金を払って行う、ということだ。
素人は略式のデュー・デリジェンスで我慢しよう。
ロバート・キヨサキのことば
投資家・実業家ロバート・キヨサキは、このように表現します。
資産を買う前に行う調査・適正評価の手続きを意味する「デューデリジェンス」は、ファイナンシャル・リテラシーの中で最も重要な言葉の一つだと思う。
引用元:ロバート・キヨサキ、白根美保子(訳)、金持ち父さんの投資ガイド [上級編] 改訂版、pp191(紙書籍)/強調および改行は引用者による
まとめ
この記事でわかること
1.デュー・デリジェンスとは、買うものの価値を見積もることです。
2.デュー・デリジェンスは、M&Aの際「当然に実施すべき注意義務および努力」を意味します。



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