[02] お金教

元素とは?【ことばの解説】

この記事では、哲学史上の概念「元素」についてAccountThinking.net解釈を説明します。

ことばの概要

10秒解説

哲学史における「元素(element)」とは、万物の根源(ἀρχή:アルケー)です。

にゃむーん

アルケーは、「神のことば・意思」を意味することもあります。

周辺知識(Wikipedia)
元素 | Wikipedia
元素 | Wikipedia

Wikipedia、2025.7.31閲覧

ことばの歴史・背景

聖書の「元素」

新約聖書には、万物の根源(元素)は、神のことばである!と記されます。

新約聖書ヨハネによる福音書は、このような記述から始まります。

初(はじ)めに、言(ことば)があった。

引用元:新約聖書、ヨハネによる福音書、第1章第1節/強調および改行は引用者による

これは、日本語に直訳すると「万物の根源(ἀρχή:アルケー)神の言(λόγος:ロゴス)なり」となります。

タレスの「元素」

最古の哲学者タレスは、万物の根源(元素)は、である!と主張しました。

哲学者タレス
タレス1
にゃむーん

万物の根源は神ではない!

…という点で画期的な主張でした。新約聖書のできる600年以上昔のことにゃ。

デカルト、名波優太、我思う,ゆえに我あり デカルトの「方法序説」より、pp44/196

万物の根源は水である!
「哲学の歴史を語る上で彼は欠かせないでしょう」

※画像をクリックすると引用コマの配置を確認できます。引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

古代ギリシアの「元素」

タレスの活躍から100年余。

元素(element)はと整理されました(四元素説)。

このうち、は中世ヨーロッパにて、元素として否定されてしまったのです!

どらん先生
火

現代の「元素」

21世紀前半

21世紀前半では、水素酸素炭素など約100種類が知られています。

「元素」の概念は、おおむね完成したといえるのです!

21世紀では、素粒子2の研究に移行つつあります!

どらん先生
元素周期表
元素周期表3

メンデレーエフの元素周期表

現代の元素の概念が確立したのは1869(明治元)年ごろ。

元素周期表がメンデレーエフにより提唱されたことが大進歩のきっかけでした。

メンデレーエフ
メンデレーエフ4

それ以前は、存在するとされていた元素が少なからずありました。

価値元素説

余談ですが、革命家マルクスは、価値を元素の一種と見なしました

これを物象化と呼びます!

どらん先生
マルクス
マルクス5

マルクスの資本論の初版発行は元素周期表発表の2年前だ。

彼は「新元素を発見したぞ!」と意気揚々だったろうな。

知らんけど。

わるたん

まとめ

この記事でわかること

1.哲学史における「元素」とは、万物の根源です。

文献

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引用文献

我思う、ゆえに我あり~デカルトの「方法序説」より~

脚注

  1. File:Thales.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン、トリミング実施 ↩︎
  2. 素粒子は、いわば元素の元素です。 ↩︎
  3. File:Atom(ver.2018.06).jpg - Wikimedia CommonsCC 表示-継承 4.0、加工なし ↩︎
  4. File:DIMendeleevCab.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン  ↩︎
  5. File:Marx7.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン状態 ↩︎

この記事を書いた人

にゃむーん

kyo9557
(ファイナンシャルプランナー/知的財産管理技能士)

雇ってもらって働かないと生活が成り立たない、富裕層と労働者階級のグレーゾーンに位置する40代夫婦の片割れ。
「労働者の常識」と「お金持ちの常識」とを併せ持つ強みを活かし、家計管理・投資・ライフプランニングの専門家として情報発信を行っています。

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