この記事では、アカウント思考TMで扱う重要概念のひとつ「公正世界神話の誤謬」を紹介します。
公正世界神話の誤謬=論理学の”逆”
10秒解説
- 救われないのは、信じない者だからに違いない。
- 報われないのは、努力しない者だからに違いない。
- 敗けたのは、正義でないからに違いない。
- 罰(不利益)を受けているのは、悪者だからに違いない。
結論から、原因を導き出しているな。
わるたん
にゃむーん
この逆神話が、時として被害者非難を引き起こします!
誤謬の根
天災が身近でなくなった(想像)
神話の逆(論理学)をとるという発想は、死が身近でなくなった近代以降ではないかと想像します。
わるたん
kyo9557としては、自然災害が身近でなくなったからだと想像している。
公正世界神話の本来の教義は
- 信じる者は、(自然の理不尽がない限り)救われる
- 努力するものは、(自然の理不尽がない限り)報われる
だったと思うのだ。
津波、地震、日照り、洪水、飢饉、疫病、獣害・・・。
ごく最近まで、自然による理不尽な死は身近なものでした。
どらん先生
論理学の「逆」は正しいとは限らない
わるたん
公正世界神話の誤謬は、ロジックエラーでもあるのだ。
まとめ
この記事でわかること
1.「公正世界神話の誤謬」とは、報われないのは努力しないから、という結論から原因を逆算するビリーフのことです。
脚注
- レイプ神話、いじめ被害者バッシング、スラット・シェイミング、極端な自己責任論などを含みます。 ↩︎