この記事では、哲学用語「不知の自覚」についてAccountThinking.netの解釈を説明します。
ことばの概要
10秒解説
不知の自覚は、世の中には、少なくとも自分には知りようがないことがあると、自覚することです。
なお不知の自覚のうち、感情的な納得を強調するときは、「不知の悟り」と記述します。
ことばの用例
マリ・キュリーの不知
物理学者・化学者マリ・キュリーは、放射性物質を素手で扱ったといいます。
彼女は、放射線の脅威を知りませんでした。

彼女は放射線研究のパイオニアだからなぁ。
知りようがないんじゃないか?
わるたん
文献紹介
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https://account-thinking.net/uncertainty-reason/
このエピソードは、こちらの記事でも紹介しています!
ソクラテスの不知
ソクラテスは、哲学に必須の技術「理想の概念」「建設的な議論をする方法」を知りませんでした。
にゃむーん
「理想の概念」は、彼の没後に弟子プラトンが発案したもの。
「建設的な議論をする方法」は、彼の没後2000年以上経過してからまとめられたもの。にゃ!

「自分の知恵の価値はわずかばかり」
そんなものが人類の最高かつ普遍的な知恵というのは、なんとも皮肉な話だ。
わるたん
ことばの歴史・背景
「知」の全体像
アカウント思考TMでは・・・

| 知 | 人間が、知りうること |
| 既知 | 知っているので、そのとおりに「知っている」と自覚していること |
| 未知 | 知らないので、そのとおりに「知らない」と自覚していること |
| 盲知 | 知っているのに、知っているという自覚がないこと |
| 無知 | 知らないのに、知らないという自覚がないこと |
| 不知 | 人間には、知りようがないこと |
・・・と、ことばを使い分けています。
ことばの周辺知識
ソクラテスが知らなかった「建設的な議論をする方法」
ちょっぴり学術!
ソクラテスが知らなかった「理想の概念」
ちょっぴり学術!
ソクラテスの不知の自覚(無知の知)とは?
ちょっぴり学術!
未知の未知とは?
ちょっぴり学術!
まとめ
この記事でわかること
1.不知の自覚は、世の中には、少なくとも自分には知りようがないことがあると、自覚することです。
文献
引用文献
マンガで読む名作 ソクラテスの弁明
私たちは何を知らないのか 宇宙物理学の未解決問題
私たちは何を知らないのかは、ローレンス・クラウス、長尾 莉紗(訳)、北川 蒼(訳)の書籍です。
にゃむーん
わたしも鋭意勉強中の書籍です!
にゃむーん
記事中のラムズフェルド国防長官の発言は、こちらの書籍から引用(孫引き)しました。
脚注
- File:Marie Curie 1903.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン状態 ↩︎
- Sting、File:Socrate du Louvre.jpg - Wikimedia Commons、表示-継承 2.5 一般、解像度のみ変更 ↩︎
- File:Hegel portrait by Schlesinger 1831.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン状態 ↩︎
- File:Plato.png - Wikimedia Commons、パブリックドメイン ↩︎
- ローレンス・クラウス、長尾莉紗 北川蒼(訳)、私たちは何を知らないのかー宇宙物理学の未解決問題ーのテキストより ↩︎





