[07] 知の分類

不知の自覚とは?【ことばの解説】

この記事では、哲学用語「不知の自覚」についてAccountThinking.net解釈を説明します。

ことばの概要

10秒解説

不知の自覚は、世の中には、少なくとも自分には知りようがないことがあると、自覚することです。

にゃむーん

大賢者として名高いソクラテスの思想にゃ。

不知の自覚とか、無知の知とか、後世の人物による様々な解釈がありますにゃ。

なお不知の自覚のうち、感情的な納得を強調するときは、「不知の悟り」と記述します。

ことばの用例

マリ・キュリーの不知

物理学者・化学者マリ・キュリーは、放射性物質を素手で扱ったといいます。

彼女は、放射線の脅威を知りませんでした

マリ・キュリー1

彼女は放射線研究のパイオニアだからなぁ。

知りようがないんじゃないか?

わるたん
文献紹介
わたしが勉強中の事柄について記事を書く理由
https://account-thinking.net/uncertainty-reason/

このエピソードは、こちらの記事でも紹介しています!

ソクラテスの不知

ソクラテスは、哲学に必須の技術「理想の概念」「建設的な議論をする方法」を知りませんでした

にゃむーん

「理想の概念」は、彼の没後に弟子プラトンが発案したもの。

「建設的な議論をする方法」は、彼の没後2000年以上経過してからまとめられたもの。にゃ!

ソクラテス
ソクラテス2

「自分の知恵の価値はわずかばかり」

そんなものが人類の最高かつ普遍的な知恵というのは、なんとも皮肉な話だ。

わるたん

ことばの歴史・背景

「知」の全体像

アカウント思考TMでは・・・

人間が、知りうること
既知知っているので、そのとおりに「知っている」と自覚していること
未知知らないので、そのとおりに「知らない」と自覚していること
盲知知っているのに、知っているという自覚がないこと
無知知らないのに、知らないという自覚がないこと
不知人間には、知りようがないこと

・・・と、ことばを使い分けています。

ことばの周辺知識

ソクラテスが知らなかった「建設的な議論をする方法」

ソクラテスが知らなかった「理想の概念」

ソクラテスの不知の自覚(無知の知)とは?

未知の未知とは?

まとめ

この記事でわかること

1.不知の自覚は、世の中には、少なくとも自分には知りようがないことがあると、自覚することです。

文献

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引用文献

マンガで読む名作 ソクラテスの弁明

私たちは何を知らないのか 宇宙物理学の未解決問題

私たちは何を知らないのかは、ローレンス・クラウス、長尾 莉紗(訳)、北川 蒼(訳)の書籍です。

にゃむーん

わたしも鋭意勉強中の書籍です!

参考:わたしが勉強中の事柄について記事を書く理由

にゃむーん

記事中のラムズフェルド国防長官の発言は、こちらの書籍から引用(孫引き)しました。

脚注

  1. File:Marie Curie 1903.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン状態 ↩︎
  2. StingFile:Socrate du Louvre.jpg - Wikimedia Commons表示-継承 2.5 一般、解像度のみ変更 ↩︎
  3. File:Hegel portrait by Schlesinger 1831.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン状態 ↩︎
  4. File:Plato.png - Wikimedia Commons、パブリックドメイン ↩︎
  5. ローレンス・クラウス、長尾莉紗 北川蒼(訳)、私たちは何を知らないのかー宇宙物理学の未解決問題ーのテキストより ↩︎

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