この記事では、Account Thinking.netの「存在模型」で扱う造語「グレー量」を紹介します。
ことばの概要
10秒解説
「グレー量」は、論理的破綻(アポリア)を含む物理量を指す造語です。
代表的なものが、名作「DRAGONBALL」に登場する戦闘力にゃ。
「くくく・・・」(ピッ)(えらく威勢がいいな・・・」
※画像をクリックすると引用コマの配置を確認できます。引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。
「ほう戦闘力322 こんなやつもいたのか だが しょせんオレの敵ではない・・・」
パッと見て、なんら奇妙なところはない。
戦闘力の論理的破綻(アポリア)
しかし実際には、戦闘力は単純算出できません。
「本当のところ、自衛隊は強いのか」
そんな質問を受けることがよくある。かつて自衛隊で精強部隊育成に努めてきた身からすれば、「もちろん強いのです」と言いたいところだが、その答えはそれほど簡単ではない。
なぜなら、「強さ」を決定する基準は多岐にわたっているからである。帝國陸海軍と比較しての話か、米軍と比較してか、あるいは近隣諸国軍との比較か、隊員個々の強さか、大部隊としての強さなのか、比較対象、戦闘環境によって「強さ」の基準は違ってくる。
また、戦闘機、護衛艦、戦車など装備の物理的能力なのか、武器弾薬の補給や予備兵力など人事・後方の持続力を含めているのか、あるいは精神的な側面も含めた訓練練度のことなのか、はたまた有事法制や国民による支援も含めた総力戦能力のことなのか、「強さ」について、それぞれを明確に区分して聞く人などまずいない。
引用元:冨澤 暉、自衛隊は強いのか弱いのか、の疑問にお答えしよう、JBpress/強調および改行は引用者による
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自衛隊は強いのか弱いのか、の疑問にお答えしよう | JBpress
冨澤 暉、JBpress、2025.12.12閲覧
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アレテー(ἀρετή)とは?【ことばの解説】
このエピソードは、こちらの記事でも紹介しています!
グレー量の事例
事例:戦闘力
先述の戦闘力について考えます。
たとえば、”ふいうち”は戦闘力上、どう捉えるのか?
「はーーっはっはっは ざまあみやがれ!! いくら戦闘力が上でも ふいにこれをくらってはひとたまりもあるまい!!!」
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戦闘力の低い奴が、高い奴に勝つこともある・・・よな?
1リットルが、2リットルより多い・・・こともある。
それは、数学的にダメなのです!
量概念に対する信用の問題なのです!
その人物の成長はどう捉えるのか? その人物のコンディションは? 敵との相性は?
課題山積です。
事例:経験値
ロールプレイングゲームなどでは、経験の量を数値で表現します。
こちらは名作「ドラゴンクエストⅡ」のゲームシステム。
経験の量など、とうてい量れるものではないのです!
「③つよさ キャラクターのデータがわかる」
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「「つよさ」のコマンドで勇者達の現在の能力がわかる。また同時に装備している武器・防具も表示される。どれだけ強くなったかが見られる。」
まとめ
この記事でわかること
1.「グレー量」は、論理的破綻(アポリア)を含む物理量を指す造語です。
文献
引用文献
DRAGON BALL








