広告 [09] AccountThinking🄬

解釈の概念を理解しよう!【やってみよう】

この記事シリーズでは、実際に解釈をして、その概念を理解する手順をレクチャーします。

やってみること一覧

1.思考実験を通じて、解釈の概念を理解しましょう。

2.お湯の温度を、実際に解釈してみましょう。

例題

単位のおはなし:例題

計量史研究者小泉袈裟勝による文献「単位のおはなし」のエピソードを例題にとります。

この本をテキストに、思考実験していくぞ。

わるたん

風呂に入った2人が、もしぬる湯好きと、あつ湯好きの正反対の人でしたら、一方は熱いといい、一方はぬるいというでしょう。
しかし、風呂の温度はたぶん一つです。

(ぬるい!・・・・・・・)(あつい!・・・・・)

引用元:小泉袈裟勝、山本弘、単位のおはなし 改訂版(紙書籍)、pp16

単位のおはなし:例題の回答

修正カルテジアン劇場の概念を用いると・・・

風呂の温度の解釈

・・・となります。

ニーチェ1

事実というものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。

単位のおはなし:例題の解説

内在世界の構築

修正カルテジアン劇場では、わたしたちは頭の中に客観世界を模した内在世界を構築すると考えます。

思考の役割は世界を表現すること、すなわち頭のなかに現実世界にきちんと対応したモデルを構築することであったかもしれない。

スティーブン スローマン、フィリップ ファーンバック、土方 奈美(訳)、知ってるつもり 無知の科学、pp20/364/強調および改行は引用者による
修正カルテジアン劇場 構図
修正カルテジアン劇場 構図

客観世界にある風呂の温度は”たぶんひとつ”です。

しかし、内在世界の風呂の温度は、「あつい!」でもあり「ぬるい!」でもあるのです。

にゃむーん

形而上な事象から内在現象を構築しようとするとき、解釈が入りこむのにゃ。

解釈

修正カルテジアン劇場では、客観世界にあるモノゴトから内在世界のモノゴトを構築することを解釈(interpretation)と呼びます。

オブジェクト忠実度

この解釈の要素がどのくらい混入しているか。

混入度合いの指標オブジェクト忠実といいます。

にゃむーん

混入が少なければ「高」、多ければ「低」。

「あつい!」は、中程度オブジェクト忠実度にゃむ。

解釈の余地

この解釈をどの程度まで混入させられるか。

解釈の混入許容量を解釈の余地と呼びます。

にゃむーん

「お湯の温度」の解釈の余地は、中程度にゃむぅ。

単位のおはなし:例題のまとめ

真実は人の数だけあるんですよ

「真実は一つじゃない」(コン コン コン)
「2つや3つでもない」
真実は」「人の数だけあるんですよ」

※引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

このセリフの背景に目を向けてほしいのです!

どらん先生

まとめ

やってみること一覧

1.思考実験を通じて、解釈の概念を理解しましょう。

2.お湯の温度を、実際に解釈してみましょう。

文献

この項目は広告を兼ねています。

引用文献

単位のおはなし

ミステリと言う勿れ

脚注

  1. File:Nietzsche1882.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン状態  ↩︎

-[09] AccountThinking🄬
-