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既知の確認とは【ことばの解説】

この記事では、アカウント思考TMの造語「既知の確認」について紹介します。

この記事でわかること

1.「既知の確認」とは、「自分が知っていることがら」を確認することです。

2.しかし、全ての既知は「知っていると確信していること」でしかありません。

ことばの概要

10秒解説

既知の確認とは、「自分が知っていることがら」を確認することです。

にゃむーん

しかし、このページでお伝えしたいことは、次のコマに集約されます。

しかし、全ての既知は「知っていると確信していること」でしかありません。

フッサール、須賀原洋行、現象学の理念、pp69/193

「実際 絶望的な結論を出した哲学者もいる」(私はどこまでも疑い続ける 直に経験したことだけが真実 確かなものは何もない この世に決まっていることなど何ひとつない)(デイヴィッド・ヒューム)
みんな自分の主観で「世界」の幻影を見ているだけ)(世界そのものを知っているのは神だけだ)(ジョージ・バークリー)

※画像をクリックすると引用コマの配置を確認できます。引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。
にゃむーん

要するに、既知は「空集合」なのです。

あらゆる既知は・・・

  • 知っていると強く確信していること
  • 知っていると思い込んでいること(無知

・・・でしかないのです。

ことばの用例

既知に向けた警句

古代から、既知が存在しないことは示唆されてきました。

釈迦
釈迦1

もしも愚者がみずから愚であると考えれば、すなわち賢者である

愚者でありながら、しかもみずから賢者だと思う者こそ、「愚者」だと言われる。

ダンマパダ 第5章 愚かな人 63

ソクラテス
ソクラテス2

神はこう仰っているのだろう。
「人間たちよ、汝らのうち最大の賢者は、自分の智慧は、実際何の価値もないものと悟った者である」
・・・と。

プラトン、久保勉(訳)、ソクラテスの弁明 クリトン(岩波文庫)、pp24/170を基に編集

いやはや、人類とは寂しいもんだなぁ。

わるたん

「知」の全体像

アカウント思考TMでは・・・

人間が、知りうること
既知知っているので、そのとおりに「知っている」と自覚していること
未知知らないので、そのとおりに「知らない」と自覚していること
盲知知っているのに、知っているという自覚がないこと
無知知らないのに、知らないという自覚がないこと
不知人間には、知りようがないこと

・・・と、ことばを使い分けています。

まとめ

この記事でわかること

1.「既知の確認」とは、「自分が知っていることがら」を確認することです。

2.しかし、全ての既知は「知っていると確信していること」でしかありません。

文献

引用文献

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この記事には漫画作品の引用があります。
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現象学の理念

講談社まんが学術文庫」の一冊です。

にゃむーん

難解さで有名なフッサール現象学です。

彼のいう「現象」は、Account Thinking🄬内在現象とほぼ同一のものとなります。

ブッダの真理のことば感興のことば

ブッダの真理のことば感興のことばは、哲学者中村元訳による、発句経(ダンマパダ)自説経(ウダーナヴァルガ)の日本語訳です。

にゃむーん

原典は梵語などで書いてあるので、素人には読めません。

マンガで読む名作 ソクラテスの弁明

脚注

  1. File:Buddha in Sarnath Museum (Dhammajak Mutra).jpg - Wikimedia Commons、 Tevaprapas Makklay (พระมหาเทวประภาส วชิรญาณเมธี)、CC 表示-継承 3.0、トリミング加工 ↩︎
  2. StingFile:Socrate du Louvre.jpg - Wikimedia Commons表示-継承 2.5 一般、解像度のみ変更 ↩︎

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