この記事では、アカウント思考TMの造語「既知の確認」について紹介します。
この記事でわかること
1.「既知の確認」とは、「自分が知っていることがら」を確認することです。
2.しかし、全ての既知は「知っていると確信していること」でしかありません。
ことばの概要
10秒解説
既知の確認とは、「自分が知っていることがら」を確認することです。
しかし、このページでお伝えしたいことは、次のコマに集約されます。
しかし、全ての既知は「知っていると確信していること」でしかありません。
「実際 絶望的な結論を出した哲学者もいる」(私はどこまでも疑い続ける 直に経験したことだけが真実 確かなものは何もない この世に決まっていることなど何ひとつない)(デイヴィッド・ヒューム)
※画像をクリックすると引用コマの配置を確認できます。引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。
(みんな自分の主観で「世界」の幻影を見ているだけ)(世界そのものを知っているのは神だけだ)(ジョージ・バークリー)
ことばの用例
既知に向けた警句
古代から、既知が存在しないことは示唆されてきました。

もしも愚者がみずから愚であると考えれば、すなわち賢者である。
愚者でありながら、しかもみずから賢者だと思う者こそ、「愚者」だと言われる。
ダンマパダ 第5章 愚かな人 63

神はこう仰っているのだろう。
「人間たちよ、汝らのうち最大の賢者は、自分の智慧は、実際何の価値もないものと悟った者である」
・・・と。
プラトン、久保勉(訳)、ソクラテスの弁明 クリトン(岩波文庫)、pp24/170を基に編集
いやはや、人類とは寂しいもんだなぁ。
「知」の全体像
アカウント思考TMでは・・・

| 知 | 人間が、知りうること |
| 既知 | 知っているので、そのとおりに「知っている」と自覚していること |
| 未知 | 知らないので、そのとおりに「知らない」と自覚していること |
| 盲知 | 知っているのに、知っているという自覚がないこと |
| 無知 | 知らないのに、知らないという自覚がないこと |
| 不知 | 人間には、知りようがないこと |
・・・と、ことばを使い分けています。
まとめ
この記事でわかること
1.「既知の確認」とは、「自分が知っていることがら」を確認することです。
2.しかし、全ての既知は「知っていると確信していること」でしかありません。
文献
引用文献
現象学の理念
「講談社まんが学術文庫」の一冊です。
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ブッダの真理のことば感興のことば
ブッダの真理のことば感興のことばは、哲学者中村元訳による、発句経(ダンマパダ)と自説経(ウダーナヴァルガ)の日本語訳です。
原典は梵語などで書いてあるので、素人には読めません。
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マンガで読む名作 ソクラテスの弁明
脚注
- File:Buddha in Sarnath Museum (Dhammajak Mutra).jpg - Wikimedia Commons、 Tevaprapas Makklay (พระมหาเทวประภาส วชิรญาณเมธี)、CC 表示-継承 3.0、トリミング加工 ↩︎
- Sting、File:Socrate du Louvre.jpg - Wikimedia Commons、表示-継承 2.5 一般、解像度のみ変更 ↩︎





