引用部分(取引と互助)を詳しく知りたい
Account Thinking.netの概念「取引と互助」では、聖書-申命記 23章21節 の解釈を参考にしています。
これは、「ヴェニスの商人」の大きなテーマのひとつでもあります。
外国人には利子を付けて貸してもよいが、同胞には利子を付けて貸してはならない。
それは、あなたが入って得る土地で、あなたの神、主があなたの手の働きすべてに祝福を与えられるためである。
引用元:日本聖書協会、旧約聖書(新共同訳)申命記23章21節/強調および改行は引用者による
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にゃむーん
以下、高利貸しシャイロックと貿易商アントーニオの戦いに焦点を絞ります。
「協力を惜しまない 友人ならば君から利益を得るようなことはしない 「汝兄弟より利息を取るべからず」これがイエス様の教えだからな」「……」
「……でもその教えには先ありますぜアントーニオさん 「他人よりは利息を取るもよし」…とね」
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アントーニオは、シャイロックを大変嫌っています。シャイロックがユダヤ人だからです。
ある日、シャイロックはアントーニオの借金返済が滞ったことを口実に、裁判に打って出ます。
その本心は、ユダヤ人差別に対する国家の不作為(黙認)に対する抗議です。
「もしもこの要求を却下なさると言うのならば・・・ ヴェニスの法律や自由そのものが疑われましょう!」
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シャイロックの事実上の敗訴で物語は終わるのですが・・・

にゃむーん
問題の核心は、シャイロックもアントーニオも、二枚舌(ダブルスタンダード)を無意識に使っていることです。
シャイロックは貸金に利息を付けることで「おれは同胞ではない、他人だ」と主張します。
いっぽう、法の保護や訴訟の権利などを使用することで「おれは他人ではない、同胞だ」と主張します。
「あいつらのために我々はただで金を貸せというのか? ユダヤ印の赤帽子をかぶりヘコヘコしてろというのか!? それを許すくらいなら我ら民族全体が呪われるがいい」
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アントーニオは金を借りるときに「おまえは同胞ではない、他人だ」と主張します。
いっぽうで、利子の取ることを咎めることで「おまえは他人ではない、同胞だ」と主張します。
「友人に金を貸すと思うな敵に貸すと思え! そうすれば利息も万一契約違反したときの違約金もとりやすいだろう」
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にゃむーん
シャイロックとアントーニオは同胞か否か。
すなわち、この契約は「取引」か「互助」か。
交換メーターの針が、右に左に激しく振れるのです。
交換メーター 引用先の記事!
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取引と互助の違いを学ぶ【混ぜるな危険】
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