[02] お金教

”ミダスの呪い”とは?【ことばの解説】

この記事では、Account Thinking🄬のオリジナル寓話、ギリシア神話を元にした”ミダスの呪い”を紹介します。

この記事でわかること

1.”ミダスの呪い”とは、「価値観が狂う」という厄災のことです。

ミダスの呪い

10秒解説

”ミダスの呪い”とは、「価値観が狂う」という厄災のことです。

当サイトのオリジナル寓話です。

ミダスの呪い(寓話)

黄金を崇める愚かな王ミダスよ、呪われるがいい。
そして、食べることも飲むこともできず、柔らか過ぎて役にも立たぬ金属を”価値”と信じる愚民どもよ、呪われるがいい。

黄金は汝らの価値観を狂わせるだろう。

汝らは、まことの価値を忘れ、その無知をもって希望(wish)を通貨(cash)に換えるだろう。
そして、無知を隠す傲慢をもって通貨(cash)をガラクタ(trash)に換えるだろう。

黄金を崇める愚者どもよ、呪われるがいい。
汝らは死すとき気づくだろう。 わが人生は失敗だったと。

ミダス王
ミダス王1
にゃむーん

悪夢のような呪いにゃ~~。

元となった神話

リュディアの王ミダスは、触れるものすべてを黄金に変える力を欲しました。

そして、その願いは実現しました。

しかし、王はパンを食べようとすれば金塊に、ワインを飲もうとすれば砂金に変わってしまうことに気づきます。

王は、黄金を強く嫌悪しながら、自らの過ちを呪ったのでした。

ローマ帝国の宮廷詩人クラウディアヌスはそう歌った2といいます。

リュディアの名目貨幣政策

オリジナル寓話「ミダスの呪い」は、リュディア名目貨幣政策への警鐘という位置づけです。

なおリュディアは、世界ではじめて硬貨(エレクトロン貨)を作ったとされる古代王国でます。

世界初の硬貨
世界初の硬貨3

参照とした寓話

にゃむーん

読み飛ばしても問題ありませんので、スライドボックスに入れておきます。

呪い

食べることも飲むこともできない

無知と傲慢

希望(wish)を通貨(cash)に換える

通貨(cash)をガラクタ(trash)に換える

わが人生は失敗だった

まとめ

この記事でわかること

1.”ミダスの呪い”とは、「価値観が狂う」という厄災のことです。

文献

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引用文献

漫画 サピエンス全史

クリスマス・キャロル

金持ち父さんの投資ガイド [入門編] 改訂版

参考文献

LIFE SHIFT

脚注

  1. ウォルター・クレインFile:Midas gold2.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン ↩︎
  2. 神話上の話。史実とは一部異なるようです。 ↩︎
  3. エレクトロン貨。アナトリア西部のリュディアの王アリュアッテスが紀元前640年頃に造ったとされる。File:BMC 06.jpg - Wikimedia CommonsClassical Numismatic Group, Inc.CC 表示-継承 3.0、改変なし ↩︎

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