この記事では、AccountThinking.netで扱うフレームワーク「フロイト式問答法」を紹介します。
フロイト式問答法
10秒解説
フロイト式問答法は、「違和感」を言語化する懐疑思考の具体的手法のひとつ。
「不都合な事実」や「ビリーフ」に焦点を絞ったなぜなぜ分析法です。
事例
フロイト式問答法 (1)
文献「まんがで読破 精神分析入門・夢判断」の中で精神分析の父・フロイトが使用します。
心理学がヨチヨチ歩きだった頃の事例だからこそ、わかりやすいですにゃ。
第1ステップ・自己矛盾の把握
まずはソクラテス式問答法を行う。
ヒステリー(当時は子宮の炎症、わがまま病とされていた)のガヴァネス(家庭教師)に問答をかけるぞ。
「ルーシーさん質問です あなたの鼻に焼きついた「焦げたパイの臭い」をいつどこで体験しましたか?」
※画像をクリックすると引用コマの配置を確認できます。引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。
「あれは・・・2か月前のことでした」
「ちょうどパイをオーブンに入れたときに母からの手紙が届きました 手紙を開こうか迷っているうちにパイが焦げて煙がたちこめて・・・ それ以来ずっと頭痛や鼻水・せきが続いて常に焦げたパイの臭いがするのです」
「なぜ手紙を開くことを躊躇したのですか?」
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「それは・・・」
「・・・母は以前から私が帰国して一緒に暮らすことを望んでいました ですがわたしは実家に帰りたいのかいまの家にいたいのかあやふやで・・・ そこに母からの手紙が届いて迷ってしまったのです・・・」
「現在のお住まいとお仕事は?」「ある若旦那のもとで住み込みで働かせてもらっています」「旦那様は奥様を亡くされていますが娘がふたりいて・・・ その娘さんの家庭教師を任されていますが・・・それなりに楽しい暮らしです」
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「ですがあなたはその家を出たいとも考えておられる・・・どうして?」「・・・・・・」
こうして彼は、患者に「自分は矛盾したことを言っている」と、違和感を認識させた。
第2ステップ・不都合な事実の提示
「それまではうまくいっていたのですね?」「ええ こんなふうになるなんて思いもしませんでした」
「では・・・あなたがその家を離れたくない理由はなんでしょうか」
「例えば あなたがその家のご主人を愛してらっしゃるから・・・ではないですか?」「そうかもしれない・・・と・・・思います」
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100年前の事例を21世紀の知見で再構築してあるから、わかりやすいな。
当時の「恋」に対する社会的評価、そしてガヴァネスの社会的立ち位置にも注意して欲しいのです!
彼女の恋心がいかほどのタブーだったか。
周辺知識
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まとめ
文献
引用文献
精神分析入門・夢判断
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