この記事では、Account Thinking.netで扱う概念のひとつ「welh」を紹介します。
ことばの概要
10秒解説
その1
「welh」は、快適な感情を表すことば。
印欧祖語に存在したとされる「欲す」「望む」「願う」といった感情を表すことばです。

解像度の低いことばだ。
先史時代の言語だから当然ではある。
その2
それは、たとえば下の写真を見ることにより、あなたが感じる感情です。

その3
それは、乳幼児の、未分化で原始的な「快」の感情です。

なぜ「welh」を使うのか
快適な感情「welh」
この未分化な、「快適な感情」の表現に、Account Thinking.netでは印欧祖語「welh」を充てます。
この感情に、「快」「快楽」「満足」「神聖な」「good」「well」「wealth」「value」などの単語を充てれば、その未分化さが失われてしまうと考えたからです。
未分化な感情とは、原体験だ。
「welh」から、well(よい)、will(望む)、wealth(富)、health(健康)などが派生していることを踏まえました。
ユングの記述
心理学者ユングは、アフリカの地で「日の出」に聖なる時間を感じました。
(やがてすべての事物が光の中に現れて峡谷を光で満たし まるで色ガラスの破片のように万事が内側から輝きだしてくるようである)
※引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。
(地平線がまばゆいばかりに白んで輝くその様は まさに1日のもっとも聖なる時間と呼ぶにふさわしいものであった)
(そのとき私は理解した・・・ー)
(人間の魂には原始のときから光への情景があり 原初の闇から脱出しようという抑えがたい衝動があったのだということを)
彼は、アフリカの民の崇める”神”とは「闇から脱出しようという衝動」の原体験であると理解します。
(光が現れる瞬間にこそ救いがあり解放がある・・・ まさにその瞬間こそが「神」なのである)
※画像をクリックすると引用コマの配置を確認できます。引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。
(これを太陽が「神」だといってしまえば・・・ あの原体験が失われ忘れ去られてしまうだろう)
原体験は言語化すると失われてしまいます。
そこで、馴染みのない印欧祖語「welh」を当てました。
まとめ
この記事でわかること
1.「welh」は、印欧祖語に存在したとされる「欲す」「望む」「願う」といった感情を表すことばです。
2.ひとことで言えば「満足」です。



