この記事では、Account Thinking🄬で扱うスキーマ系マインドセット「スペクトラム解釈」を紹介します。
この記事のまとめ
1.スペクトラム解釈とは、ものごとを連続体として捉えようとする解釈のくせ・かたよりです。
概要
スペクトラム解釈
「スペクトラム解釈」は、ものごとを連続体として捉えるマインドセット(思考の基盤となる解釈)です。
ものごとをカテゴリで線引きすることを避けます。
社会学用語である「性スペクトラム」「自閉スペクトラム」に着想を得て提唱しました。
対となる解釈
対義語その1は「白黒解釈」です。
関連する解釈
用例
哲学的議論「ゆで卵」
議論の事例をとおして、スペクトラム解釈を理解してみましょう。
「ゆで卵」とは何でしょうか。

「ゆで卵」は卵をゆでたものだ。
何分?
だいたい10分だな。
5分茹でたものは「ゆで卵」ですか?
半熟卵かな。「ゆで卵」のカテゴリ(範疇)だ。
3分では? 30秒では?
うーん、3分のは「ゆで卵」に入るかな?30秒の卵は「生卵」だ。
生卵とゆで卵の境界は何秒ですか?
(めんどくさ・・・)そんなの知らんよ。
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【試してみた】半熟たまごの半熟具合をゆで時間別に実験!ゆでたまごのコツも紹介
トクバイ、2024.5.5閲覧
社会的議論「性別」
LGBTQ(性的少数者)とは、どのような存在でしょうか。
性別には「男」「女」のふたつしかない・・・という考え方では説明ができません。
そこで性スペクトラムという概念が提唱されました。
性スペクトラムとは?
性はオス(男)からメス(女)へと連続する表現型として、多様かつ柔軟な位置を取り得るという考え方です。
周辺知識
改良ベン図
「スペクトラム解釈」は、「改良ベン図」の作成のために整理したものです。
ベン図
ベン図は、高校数学で扱う集合論で出てきます。
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Wikipedia - ベン図
ja.wikipedia.org
オイラー図(参考)
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Wikipedia - オイラー図
ja.wikipedia.org
カテゴリ
もともとは、カテゴリは古代ギリシアの哲学者アリストテレスが使用した「ことばの分類」です。

彼は、古ギリシア語を名詞とか動詞とか形容動詞とかへ分類することを試みたようだ。
言語の分析をとおして、我々がどのように考えているか知ろうとしたのだな。
・・・たぶん。
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Wikipedia - カテゴリ
ja.wikipedia.org
まとめ
この記事のまとめ
1.スペクトラム解釈とは、ものごとを連続体として捉えようとする解釈のくせ・かたよりです。






