この記事では、マルクス主義の概念「プチブル」についてAccountThinking.netの解釈を説明します。
ことばの概要
10秒解説
プチブルとは、自らを養える程度の生産手段を有する人を指します。
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小ブルジョア | Wikipedia
Wikipedia、2024.8.25閲覧
- 自給自足の生活を実現した人
- 失業しても「働きたくても働けない」状態に追い込まれにくいBOBOS
- 資産収入のみで最低限の生活が可能な人(FIREを達成した億り人など)
…といった人々を指します。
一般的な「小市民」のイメージとは大きく異なります。
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Wikipedia - 自給自足
ja.wikipedia.org
プチブルの人
FIRE達成者
FIRE(Financial Independence, Retire Early=経済的に自立し、早期退職する)を達成した人は、典型的プチブルです。
かつて高等遊民と呼ばれた社会層にゃ。
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FIREムーブメント | Wikipedia
Wikipedia、2025.8.19閲覧
田村夫妻
自給自足の生活を実現した人の例として、田村夫妻が挙げられます。
夫妻の著書「都会を出て田舎で0円生活はじめました」には名言が多くあります。
プチブルではない人
プチブルに含まれない人(労働者)
アカウント思考TMの指すプチブルではない(労働者)人は、たとえば・・・
- 年収の多寡に関わらず、貯蓄がない人、できない人
- 年収の多寡に関わらず、転職や解雇を恐れる人
- 売上額に関わらず、特定の取引先に依存している人
- 資産額に関わらず、投資による資産収入のない人
です。
プチブルに含まれない人(資本家)
- 複数人を養える生産手段を所有している人
- 複数人を雇用していて、特定の取引先に依存していない経営者
- いわゆる富裕層であって、投資を十分に理解している人
はプチブルの範疇外(資本家階級)です。
ことばの歴史・背景
マルクス経済学での定義
マルクス経済学では、18世紀から19世紀初頭の資本主義社会において、資本家階級と労働者階級の間に位置する階級を指しました。
箇条書きでまとめると
となります。
キーワードは生産手段です。
生産手段とは
「生産手段」は、感情「welh(ひとことで言えば満足のこと。)1」を得るための手段。
もしくは明日の「糧」を手に入れる手段です。
ひらたく言えば働く術(すべ)。
生産手段がなければ、その人の労働は空回りしてしまうのです。
「さっきからなにをこまっているの。」
※引用にあたっては細心の注意を払っておりますが、原作のご一読にご協力ください。詳しくはサイトポリシーをご確認ください。
「あしたテストがあるんだ、国語と算数といっぺんに。」「やかんとまくらをもってるのは?」
「まるで関係ないけど、つまり、それほどあわててるってこと。」「こまった。こまった。」
生産手段を借りる社会層
労働者とは、生産手段を「借りて」生計を立てている社会層です。
この社会層の人々は、生産手段を取り上げられてしまうと働くことができなくなるのです。
プラカードを持って立ち尽くすか、ヤカンと枕を持って走り回るか、酒をあおって寝転がるか。
それくらいしかできなくなります。
この不都合な事実が、労働者を「弱い立場」たらしめています。
日本のサラリーマンの位置づけ
アカウント思考TMでは、日本の「サラリーマン」は、年収の多寡に関わらず、失業しても困らないならプチブル、失業で困るなら労働者の位置づけです。
「俺は会社を選べる立場じゃない」「どこだっていい 今は働かないと」「家族のためにもやるしかないんだ」
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「ほんとうに・・・・・・あたしうれしくって・・・」「いつまでも坊やだ坊やだと思っていた坊一郎が今日からチャンとしたサラリーマンになったんですからねえ」(グスン)
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「おいおい!かあさん」「わしだってうれしいんだぞ!」
「今朝ハッパかけたのは初日で気がくじけたらいかんと思ったから心を鬼にしていったんだ」
「これでやっとわしも肩の荷がおりたよ」「おまえを一人前のサラリーマンにするのが わしの責任だったからな・・・・・・・・・」
1971(昭和46)年には「一人前のサラリーマン」といった表現がみられます。
今となっては少々違和感を覚えますね。
まとめ
この記事でわかること
1.プチブルとは、自らを養える程度の生産手段を持つ人を指す概念です。
文献
引用文献
雇用・利子および貨幣の一般理論
ドラえもん
まんがでわかるライフ・シフト
明日は日曜日そしてまた明後日も・・・・・・
「明日は日曜日そしてまた明後日も・・・」は、漫画家藤子不二雄Aの短編作品のひとつです。
この作品は「引きこもり」の発生を予言するような内容であったことから、話題となりました。
トビラ絵
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“これはニートじゃないか!”40年以上前に藤子不二雄Ⓐはニートの出現を予言していた!
ONIGIRIまとめ、2024.2.8閲覧
「藤子不二雄Aのブラックユーモア(2)デジタルセレクション」に掲載されたバージョンより引用しました。












