このページは、生活者経済学で扱う造語「鉄片貨幣経済」を解説する記事になります。
ことばの概要
10秒解説
「鉄片貨幣経済」は、主に古代国家ヒッタイトの都市で行われていたであろう部族経済 兼 交易経済を指す造語です。
現行の経済学では見当たらなかったので、新たにことばを創りました!
古代国家ヒッタイト
ヒッタイトは、紀元前1600年頃から前1190年頃まで存在したとされる、トルコ地方にあった国。
”主力は石器”の時代1にあって、鉄器生産技術を独占していた強国だったとされます。

ことばの歴史・背景
鉄片貨幣経済
鉄片貨幣経済は、古代国家ヒッタイトで盛んに行われていたと想像仮説3を立てます。
古代ギリシアの都市国家スパルタでも、鉄片貨幣経済が行われていたと記録が残っています。
スパルタの例
スパルタの鉄片貨幣
「経済学の父」こと哲学者4アダム・スミスはこのように記しました。
古代スパルタでは、交換の手段として鉄が使われた。
引用元:アダム・スミス、山岡洋一(訳)、国富論、第1編第4章、pp48/1180/強調および改行は引用者による
古代都市国家スパルタ
スパルタは、紀元前1100年頃から紀元前300年頃まで、ギリシア地方に存在したとされます。
ヒッタイトの例
ヒッタイトの鉄片貨幣経済(想像仮説)
青銅器時代末期に存在したヒッタイトでは、鉄は極めて優れた素材(マテリアル)でした。
技術力と軍事力の象徴でもあったので、通貨として十分に機能した・・・と想像します。
また、金や銀などよりもはるかに価値があるとされていた・・・と想像します。
ちょっぴり学術!
ヒッタイト戦車(チャリオット)
当時製鉄は、最高機密レベルの軍需産業であったと想像されます。
しかしながら金属を加工する技術が造兵に応用されるようになると技術力が戦争に及ぼす影響力は拡大してきた。
例えば青銅器は鉄器に比べると非常に脆く、鉄製の武器の優位性は絶対的であった。
紀元前1600年、バビロン王朝は鉄器を使用していたヒッタイト軍の侵攻で滅亡した。[4][4] 防衛大学校・防衛学研究会編『軍事学入門』(かや書房、2000年)331頁
引用元:Wikipedia、最終更新 2023年4月8日 (土) 18:12 /強調および改行は引用者による
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軍事技術#金属器 | Wikipedia
Wikipedia、2025.11.20閲覧

鉄を使ったヒッタイト戦車は、強大な軍事力の象徴だった。
・・・らしい。
古代戦の主力であり、昔は戦車の数をもって戦力とした時代もあった。
引用元:Wikipedia、最終更新 2023年4月8日 (土) 18:12 /強調および改行は引用者による
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チャリオット | Wikipedia
Wikipedia、2025.11.20閲覧

- 3人の体重に耐えられる。
- 高速移動に耐えられる。
青銅の軸受じゃたぶん無理。
ヒッタイト戦車は反則級の強さだったのだろう。
・・・たぶん。
まとめ
文献
引用文献
国富論
サピエンス全史
はだしのゲン
参考文献
21世紀の貨幣論
脚注
- 一説によれば、青銅器は稀少かつ高価なため神具や装飾品にしか使われなかったとのことです。 ↩︎
- File:Map Hittite rule en.svg - Wikimedia Commons、CC 表示-継承 3.0、トリミング実施および解像度変更 ↩︎
- 「想像仮説」とは、「おそらく、このような事実があったのであろう」など、ライフハックのバックボーンとなる発想ではあるが、学術的根拠が十分でない、仮説というには大胆すぎる個人的見解を指す造語です。 ↩︎
- アダム・スミスは「経済学の父」と呼ばれる人物ですが、当時はまだ「経済学」という学術分野はなかったため、あえて「哲学者」と表記しました。 ↩︎
- File:Hittite Chariot.jpg - Wikimedia Commons、パブリックドメイン ↩︎








