[06] 存在の模型

超越とは?【ことばの解説】

この記事では、Account Thinking🄬の「存在模型」で扱う用語「超越」の概念を紹介します。

この記事は未確定稿です。
キーワードを含め、内容を大幅に更新することがありますので、ご了承ください。

存在論

超越とは?

存在模型における超越は、「現実のものごと脳が見る夢とが一致しているという確信」を得ることです。

存在模型では、便宜上Ⅰ型Ⅱ型に分類します。

  • Ⅰ型・・・原体験(追体験)があるから、間違いない。
  • Ⅱ型・・・世間が認めているから、間違いない。

なお超越は、もともとは現象学の用語です。

フッサール、須賀原洋行、現象学の理念、pp105/193

「フッサールは」(それ自体として存在する事象に、我々の認識が『的中』しているという確信)「という言い方をする」

「それ自体として存在する事象」←客観的実在
「我々の認識」←構成的内在

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わからん。

きちんと説明してくれ。

わるたん

存在の説明

(1) 世界の構造

わたしたちは、客観世界(現実の世界)内在世界(脳が見る夢のような世界)のふたつを生きています。

修正カルテジアン劇場 構図
修正カルテジアン劇場 構図1

(2) 客観世界は認識できない

内在世界のものごとは、すべて水槽の中の脳が見る夢のようなものです。

水槽の中の脳
水槽の中の脳2

そこには、現実のものごとと、夢の中のものごととが、一致しているというビリーフ(確信)があるだけなのです。

この確信のことを、超越といいます。

超越はどうやって得るのか?

では、わたしたちは超越を、どうやって得ているのでしょうか?

にゃむーん

そんなこと、考えたことなかったにゃ。

Ⅰ型超越(原体験があるから、間違いない。)

フッサール、須賀原洋行、現象学の理念、pp69/193

「実際 絶望的な結論を出した哲学者もいる」(私はどこまでも疑い続ける 直に経験したことだけが真実 確かなものは何もない この世に決まっていることなど何ひとつない)(デイヴィッド・ヒューム)

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Ⅰ型は、ひらたく言えば我思う、ゆえに我ありだ。

徹底的な懐疑主義者であったヒュームといえど、原経験は否定しなかった。

わるたん

Ⅱ型超越(世間が認めているから、間違いない。)

バラエティ・アートワークス、ミル、自由論 まんがで読破、pp121/195

「人は周囲の人や尊敬している人が同じ意見のとき 自分の意見が正しいと感じるものです」(君のいうことは正しい!)(自信持って!)「つまり自分ひとりだと自信がないけれど世間が認めるなら間違いないと考えて無条件に信じます

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Ⅱ型は、ひらたく言えば思考停止だ。

わるたん

まとめ

この記事でわかること

1.超越は、現実のものごと脳が見る夢とが一致している、という確信のことです。

2.ひらたく言えば、「わたしは世界を正しく認識している」という確信です。

文献

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引用文献

現象学の理念

まんがで読破 自由論

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脚注

  1. Pbroks13ReverieFile:Cartesian Theater.svg - Wikimedia CommonsCC 表示-継承 2.5 ↩︎
  2. was_a_beeFile:Brain_in_a vat_(ja).png_-_Wikimedia_Commons、パブリックドメイン ↩︎

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